シリーズ化してお送りしているLusso canaanスタッフインタビュー!
今回は、知り合いのライターさんがオーナーの小島にインタビューをしてくださいました。
小島がルッソを立ち上げるに至った経緯やお客様やスタッフに対しての想いを知っていただける内容になっております。
以前、大型店舗で店長をしていたのですが、お客様・スタッフ双方に負担がかかっていると感じていました。
以前は、雇われの身だったので、そうした問題を根本から解決することができませんでした。
雇われていた時に感じていた問題を解決したくて、Lussoを出店するにあたりまず経営理念を作りました。
今でも経営理念からぶれないことを第一に考えています。
経営理念は、「三者満足」です。
お客様とスタッフ、会社の三者が満足できるお店でありたい。
関わる方全員が幸せになるような会社を作りたいと思っています。
会社の利益を上げるために、かなり予約を詰め込んでいました。
そうした状況では、待ち時間が長くなるため、どうしても仕事を流さざるを得ません。
その結果、仕事が作業的になってしまっていました。
勤務時間も長いうえに、やりがいを持てていないスタッフが多いと感じていました。
特にやりがいを実現できていなかったことを、大きな問題だと感じていました。
頑張りたいスタッフにしっかり任せてやらせてあげられる土壌があります。
そこが、働いていて楽しい部分に繋がっていると思います。
まず、理念を実現するための仕組みを作ることを気をつけました。
なんとなく感覚的に決めるのではなく、三者が満足できる仕組みを作ろうと思いました。
お客様満足でいうならば待ち時間がない仕組みを作らなくてはいけない。
また、自分の感覚でそれぞれが接客するのではなく、みんなが理解できる「おもてなしマニュアル」を作りました。
「なんとなく頑張ろう」ではなくて、「こういう方法でやるとやりやすいよ」という方針をしっかり会社が明確にしなくてはいけないと思っています。
それぞれの個性ややり方はその上で育つものだと思っています。
実際、スタッフは生き生きと働いてくれていると感じています。
もちろん僕自身も含めてです。
まだまだ課題はありますが、スタッフにとってやらされている仕事ではなく、自発的考えて動きたくなる店であり続けたいです。
もちろんありますね。若いスタッフは情報のキャッチの仕方が速いです。
新しいサービスや、知らないアプリなどを教えてもらうことが多いですね。
みんな素直で真面目なところにも感心しています。
実はかつて店長をやっていたときはスタッフを信じ切らないようにしていたんです。
なぜなら、裏切られたときの反動が大きいから。
でも、今のスタッフとはそんなこと忘れられるくらい信頼できています。それは彼らが当事者意識を持ってやってくれているからだと思います。
やっぱりみんなが自分のこととして色々取り組んでくれることはとても嬉しいですね。
お客様に「ここでなきゃダメ」と思われるお店作りと人間作りが永遠のテーマです。
全てに終わりがありません、製品や技術もどんどん進化しますし、お客様の髪のお悩みも尽きることはないですから。
心地いい空間を追求しつつも、技術でも進化し続けられるお店でありたいです。
お店に一歩入ったら「他と違うな」と感じてもらえるような空間にしたいですね。
スタッフに関しては、応じて多様化した働き方を作っていきたいです。
みんなが良くなるように雇用体系も含め、従来の美容室にとらわれないお店にしていきたいです。