目白の美容室ルッソカナン スタッフインタビュー:関谷編

目白の美容室、ルッソカナンです。

今回は美容師歴1年、5月に入社した新人・関谷にインタビューを行いました!

──美容師になろうと思ったきっかけ

中学生の頃、ワックスをつけて登校していたんですけど、周りは誰もつけていなかったんです。

だから「その髪型どうやってるの?」って皆が聞いてきたんですよね。

その時に、中学校に入学する前から自分の髪をいじっていたこともあって、興味を持ってくれた子たちに学校の休み時間や修学旅行先で髪をセットしたりアイロンをかけてあげたんです。

これが好評で、色んな人が喜んでくれました。僕自身、自分以外の人の髪をセットするのって面白いな、と思うようになりました。

実は、中学3年生になるまでは絵を描くことが好きで、芸術系の学校への進学を考えていました。けれど、上には上がいる世界なので挫折しちゃって。

じゃあ絵以外に褒めてもらったことってなんだろう、それを生かした仕事がしたいな、って考えた時に思い浮かんだのが美容師だったんです。

友人の髪の毛をアレンジして喜んでくれた経験が美容師としての原点だったと思っています。

──高校卒業後、美容学校に進学したんですよね。

そうです。美容学校に進学したことは間違い無く人生で一番の転機でした。そのくらい、何もかもが未体験の世界でした。

一口に美容学校と言っても色んな学校があるんですが、結局どこに行っても国家試験を取るための勉強をすることに変わりはないと聞いていたので家の近くの学校を選びました。

それで、入学式当日に気づいたのですが……男の人がいなかったんです。(笑)

それもそのはずで、僕が入学したのはとある化粧品会社が運営する専門学校でした。女性だらけの世界に僕一人で飛び込んだような感じでしたね。

なので、男としてのプライドが通用しない環境でした。それまではこだわりや自分がやりたいことを堅持していたのですが、それだけではダメだと気づき、徐々にできることは全部体験してみよう、という姿勢に変わりました。入学当初は関心が薄かったメイクもかなり勉強しました。

この時の経験が今に生きてきているような気がします。プロとして仕事する時に、「我」が強すぎるとお客様の要望に臨機応変に対応できないと思うので、なんでも吸収してみよう、試してみようとする心構えは大事だと思います。

──ルッソカナンに入ったきっかけって何でしたか?

今社会人二年目なんですが、新卒で入店したお店を辞めてルッソカナンに来ました。

まだまだ勉強しなければいけないことはたくさんあるので、もう一度経験し直すつもりで美容師求人サイトを活用してお店を探していたのですが、その時にルッソカナンのホームページに辿り着いて、惹かれました。

他のお店のホームページではこういう施術ができますよ、くらいしか記載されていないのですがルッソカナンのホームページはお店の歴史やスタッフインタビューも載っていて、情報量が全然違うんです。

だから、もし自分がお客さんだったら安心して利用できるお店だな、と思ったのが大きかったですね。

──初めて小島さんと会った時の印象はいかがでしたか?

サロン見学の時に初めてお話したんですが、「見抜かれているな」って感じましたね。(笑)

「僕が一番若いと思うので、皆を引っ張っていく気持ちでやっていきたいんです」

と言ったら

「それもいいんだけど、経営理念が”三者満足”だから皆にあわせることもしてほしいし、君の頑張りはお客様とか皆のためになるから、無理に自分を追い込む必要はない。皆と一緒に頑張ってほしい」

と返してくれたんです。普通ならこちらが言ったことに対して全部肯定する人が多いですよね。でも、小島さんは僕に喝を入れてくれました。それに感動したし、自分のためになる店だと思いました。

──実際に働きはじめてどうですか?

本当に根が温かいというか、皆でやっているという感覚が強いお店です。なので、お客様にもそれが伝わっちゃうぐらいスタッフの距離感が良いし、緊張しないで過ごせますね。

「もっとこうしたほうが良いよ」というアドバイスも優しく伝えてくれますし、親身になってくれるのですごく助かっています。

──現在、関谷さんが担当しているお仕事は何ですか?

カラー、シャンプー、ヘッドスパを担当しています。

気持ちよくなってもらいたいと思い、腕を磨く日々です。

──5月に入社してから今日までの1ヶ月で嬉しかったことは何ですか?

今のルッソカナンの輪に、僕を中に入れてくれているのが嬉しいです。

特に、常連の方も僕のことを気にかけてくれるのがいちばん嬉しいですね。

あとは、マッサージを褒められることが多いのもモチベーションに繋がっています。柔道を10年くらいやっていることもあって、ここが気持ち良くてここは痛い、と入念に勉強した上でマッサージに生かしているので嬉しいです。

シャンプーも、お客様がお店に対して「気持ちよかったな」「リラックスできたな」と思っていただけるところに大きく関わるのでやりがいを感じています。

──ルッソカナンでどんなスタイリストになりたいと思っていますか?

美容室って、極端な話来なくても良い場所じゃないですか。「行きたいから行く」っていう場所だと思うんです。

じゃあ、どうすればお客様の「行きたい」を引き出せるかというと「ここに来たら好きな髪型に出来るし、落ち着けるし、あの人に担当してもらえれば安心」という満足感と信頼感が必要だと思うんです。

だから、僕はお客様に満足感を確実にお渡しできるような美容師になりたいです。

加えて、自分から女性に新しいものを提案できるくらい女性のことが分かっている美容師でありたいです。

女性だらけの美容学校を卒業しているので、女性との接し方やファッションの流行はもちろん、女性の考え方や趣味といったこともすごく分かるようになりました。それを生かして一人一人のお客様の要望に応えられるようになりたいです。

──先輩スタイリストを見ててすごいと思うところはありますか?

美容師は気遣いも大事ですが、時間に施術を終わらせられるように早くしないといけないし、かといって仕上げの精度も高くなければいけません。

店長の塚越さんは、それを全部こなしているのがすごいと思います。

忙しそうな雰囲気を出さずに一人一人のお客様との時間を乱さないんですよね。どれだけ忙しくてもそれを徹底しているのが勉強になります。

──最後に、お客様に一言お願いします。

お客様が過ごしやすい雰囲気作りにこだわり、肩肘張らない美容師でありたいと思っております。

来店された時間を有意義に使えたと思っていただけるよう日々精進しています。

施術を担当したお客様には絶対リラックスしていただけるよう常に突き詰めてやっていきたいと思っています。

お客様のお話もたくさんお聞きして、たくさんのことを吸収させてもらえたらと思います。

 

ありがとうございました!

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