目白の美容室ルッソカナン スタッフインタビュー vol.3 井苅編

―美容師を目指したきっかけ

僕は高校の頃から、街に出かけてすれ違う人を見るたびに「あの人もう少しこうしたらかわいくなるのに」とか、「かっこよくなるのに」とか友達に話していたんですね。

そんな中、高2の後半まで進路が決まらなくて、友達に「将来なにしよかなあ」と話したら「そんなに街でこうしたらいいのにと思うなら、自分の手でやってみたら?」と言われ、その一言で美容師になろうと決めました。
「髪をいじる」という好きなことでお金をもらえるなんて最高だと思ったんです。

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―美容師になって学んだことは?

専門学校の先生にいきなり「お金を稼ぎたいという目的でこの学校に入った人は辞めていいよ」と言われました。
実際、勉強し始めてから痛感したことは、技術だけじゃ通用しないということです。
美容師は接客が好きな人じゃないと続きません。

技術がうまい人よりも、接客が丁寧な人の方がお客様に支持されています。
今美容師になってつくづく思っていることです。

例えば相当スゴい技術の人が無口だったら、お客様は不安になってしまいます。
結局、人間と人間の付き合いですから、心地よい接客なしに支持されることはないと思っています。

―お客様はなにを求めていると思いますか?

一番は悩みを解決して欲しいということです。
加えて、日常のストレスから離れた癒しを求めていらっしゃると思います。

―今担当していることは仕事はなんですか?

シャンプー、カラー、ヘッドスパです。

―今担当している中でのこだわりはありますか?

前勤めていたお店で10年ぐらい通ってくれている女性がいました。
その方のシャンプー担当を、入社1年目のときにさせてもらっていました。
シャンプーを担当して8ヶ月くらい経った時に、「通い始めて10年経つけど今日のシャンプーが一番良かった」と言ってもらえたことがありました。

その言葉が本当に嬉しくて。
そこから、本当にお客様を気持ち良くしたいという気持ちが強くなりました。
施術が終わって「どうでしたか?」と聞くんじゃなくて、こちらが何も言わなくても「良かった」と言ってもらえるくらいになりたいです。

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―ルッソに入って感じることは?

ルッソに入って5ヶ月経ちますけど、僕が就職しようと思ったきっかけは、HPの写真や文章から家族みたいだなと感じたことです。
ここに入れたら、美容師=つらいではなく仕事が楽しめる、そんな予感がしました。

実際入ってみて感じますが、本当に家族みたいであったかいお店です。
美容師って自分の売り上げが大事という人も多いけど、このお店はそういうことはありません。

みんなで頑張っていこうというお店です。

―目指す美容師像は?

面接してもらった時、「100人来たら100人リピートもらえるようになりたい」と話しました。
今でも本気でその気持ちを持ってやっています。

前のお店に勤めていた時は、自分さえ頑張ればいいと正直思っていました。
ここではみんなに支えられているなあと感じています。
だから、感謝しつつ、成長してお返ししていきたいです。

―強めていきたいポイントは?

カットももちろんですけど、メイクも力を入れていきたいです。
僕は、髪型は額縁で顔面は絵だと思っています。

どちらか一つ整えてもダメで、どっちもそろってその方の魅力を引き出せると思っています。
だから、お客様の全体の美にこだわれる美容師でありたいです。
ファッションも含めて、その方が困っていることに応えられるようになっていきたいです。

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―自分の美の感覚で影響を受けたものは?

海外が好きなのですが、特にニューヨーク・ブルックリンのカルチャーが好きです。
特に、モード系の文化が好きで影響を受けています。

―どんな技術を習得していきたいですか?

モードのカットを習得したです。
綺麗な線にこだわっていきたいです。
線で魅せるシルエットはごまかしがきかないので技術力が必要ですが、僕が一番好きなスタイルです。

―自分にキャッチコピーつけるとしたら?

「頑固な男」ですね。
良くも悪くもあるんですけど、流されないところがあります。
自分の美学をしっかり磨いていきたいと思います。

―お客様へ一言お願いします。

お客様の美容院選びを最後にできるよう、絶対に満足していただく気持ちでやっていきます。
まだまだ勉強中ですが、宜しくお願いします。

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